知っている人にとっては「何を今さら・・・」という話なのかもしれないが、恥ずかしながらぼくにとっては人生XX年で初めて知った衝撃の真実だった・・アヒルはカモだったのだ。
水鳥の動画がだいぶ溜まってきたので、少し整理しようと思いたち、興味本位で英語名も付けようか・・と調べていた途中で気がついた。
たとえばカルガモは「spot-billed duck」というらしい。仕事で毒されている人は「(定例ではなく)スポット請求??」と思うかもしれないが(ぼくも最初はえっ!?と思った:笑)、ここでのbillは「くちばし」なので、「くちばしに斑点があるカモ」ということになるようだ。
でも、duckってアヒルだよな・・ドナルドダックはアヒルだし・・と思って改めて調べてみたところ、アヒルとは「カモ目カモ科マガモ属マガモ種マガモ」で、まさに正真正銘のカモだったのだ。単に「英語で言えばどちらもduck」という程度の類似ではなかった。
とにかく、正式名称に「アヒル」という文字すら出てこない。『マガモを飼いならしたものがアヒル』なのだそうだ。そう言われればアヒルを漢字で書くと『家鴨』なので、「そういうことか・・」とは思ったものの、誰がどう見てもアヒルとマガモは全然違う。
wikipediaを鵜呑みにすると、
野生のマガモを飼いならして家禽化するうち、個体や品種にもよるが、体が大きく重くなり、翼は小さくなって数メートルほどしか飛ぶことが出来なくなった。また、体形も太ったもの、直立して歩くものなど色々変化した。
ということらしいのだが、これってもはや別の種なのでは・・???
とにかく、鳥類分類上「アヒル」は存在しないようなのだ。初めて知った。
おまけ
「なんちゃらduck」という英語名になっているカモはほかにもいて、オナガガモは「pintail duck(尻尾が尖ったカモ)」。まあ納得。
キンクロハジロは「tufted duck(房をつけたカモ)」房というのは、たぶん頭の後ろのキンクロ特有の辮髪のようなもののことだと思えばまあ納得。
スズガモは「common duck(普通のカモ)」え?スズガモが標準??
「なんちゃらduck」という名前ではないカモもいくつもいるようなのだが、キリがないのでこのへんで・・・