りくりゅうペアと比べるのはあまりに失礼だとは思うが、カルガモペアもなかなかに息の合った姿を見せてくれる。本当は「2人同時潜水」というシンクロの演技のようになる瞬間を待っていたが、上記の写真くらいが限界だった。
本人たちは真剣に採餌中なのだろうが、見ているほうからすると優雅な感じがして申し訳ない。動画はこちら↓
潜水のしかた
前にもどこかで書いたような気がするが、水鳥の採餌方法は「全身潜るタイプ」と「半身だけ潜るタイプ」に分けられる。それぞれ潜水採餌、水面採餌とか言うらしい。
そして肺活量にもよるのか、全身にせよ半身にせよ、潜水時間にはかなり差があるようだ。同じカモ類でも、カルガモの潜水は一瞬だが、オナガガモはわりと長くて、潜る瞬間を見ていないとしばらくの間タケノコが浮かんでいるように見える ↓。
そして普段見かける水鳥の中で素潜りのチャンピオンはやはりカワウだ。カワウは全身で潜り、だいぶ経ってから遠く離れたところで「プハーッ」という感じで姿を現すことが多い。さすが、鵜飼いで鍛えているだけのことはある。なんとなくカワウの黒い羽が潜水服のように見えてきた。