やっぱり隅田川テラスが好き

毎日のウォーキングのついでに中央区周辺の水辺の風景を綴っていきます

隅田川

祝 豊海橋バリアフリーテラス完成

かれこれ2年以上、本当~~に、ゆーーーっくりゆーーーっくりと工事をしていたバリアフリーテラスが、この2月にようやくオープンした。言いたいことも無くはないが、まずはめでたし。 場所は日本橋川河口、豊海橋の北岸。隅田川テラスは気持ちのいい場所だ…

ゆらぶら便で隅田川を端から端まで堪能

ゆらぶら便のパンフレットから抜粋 冬の風物詩として(少なくともぼくの中では)すっかり定着した感があるゆらぶら便。表題に「隅田川を端から端まで」と書いたが、隅田川だけでなく、荒川や東京港も堪能でき、全部乗り通すとなんと7時間弱!という、ものす…

豊海橋(とよみばし) 橋シリーズその3

豊海橋というのは日本橋川の河口、隅田川との境界にある橋で、最初に架けられたのは江戸時代の中頃らしいが、現在の橋は(関東大震災の)震災復興橋として再架橋された1927年(昭和2年)生まれ。御年95歳。 上の写真からでもちょっと変わった形であることが…

カルガモ・ペアの華麗な〇〇

石川島(月島北端)の親水テラスにて りくりゅうペアと比べるのはあまりに失礼だとは思うが、カルガモペアもなかなかに息の合った姿を見せてくれる。本当は「2人同時潜水」というシンクロの演技のようになる瞬間を待っていたが、上記の写真くらいが限界だっ…

どこまでが隅田川?

東京都建設局のWebサイトなどを見ると、『隅田川は全長23.5km。荒川との分岐点から東京湾にそそぐ場所までが隅田川』というようなことが書かれている。隅田川の河口付近は運河だらけなので少しわかりにくいが、これは単純に定義の問題なので、「あーそう…

オナガガモの定宿、隅田公園

実は隅田公園というのは2つある。浅草、吾妻橋の少し上流、「すみだリバーウォーク」が架かっているあたりの隅田川を挟んで右岸(西側)が台東区隅田公園、左岸(東側)が墨田区の隅田公園。 歴史的には左岸のほうが向島の花街が栄えていた頃からの伝統があ…

重要文化財明治丸

JR越中島の駅を出てすぐのところに東京海洋大学があり、隅田川に隣接するキャンパスに明治丸が実物保存されている。1874年(明治7年)イギリス生まれ。今年で148歳を迎えるとは思えない美しい船だ。ちなみに一見、木造の帆船に見えるが、世界的にも現存す…

ユリカモメの季節

新川の隅田川テラスにて ユリカモメは他のカモメと同じく東京では冬鳥なので、10月くらいから姿を見せてくれることが多い。見てのとおり愛らしい顔立ちなのだが、実は結構気性が荒く他の水鳥を駆逐している姿もよく見かける。 湊橋水管橋の縄張り争い 下の動…

亀島川のホシハジロ

日本は避暑地ならぬ避寒地なので、寒くなるとシベリア方面からやってくる水鳥たちで賑やかになって来る。本日はホシハジロをご紹介。 カモの潜り方には2種類あるようで、全身で潜るタイプと上半身(というか前半身?)だけ潜るタイプがあるらしい。ホシハジ…

隅田川から伊豆大島へ行けた時代

亀島川河口の隅田川テラスから眺める隅田川 上の写真はぼくの好きな場所の1つ。お昼どきなので逆光になってしまっていてわかりにくいが奥のほうが隅田川の下流。左のほうは月島だ。地図で示すと下記の場所。 そしてこの場所、隅田川テラスから上に上がった…

顔がひょうきんなイソシギと歩き方がユーモラスなコサギ

イソシギとコサギ イソシギ 名前は「磯鴫」でも、別に海岸に生息しているというわけではないらしく、亀島川でもときどき遭遇することがある。 顔がちょっとひょうきんな感じで、とにかく落ち着きがない。動画で撮ってみた。 www.youtube.com コサギ また、今…

イソヒヨドリがあらわれた

オス。湊橋(日本橋川)。2022.11.08 メスは全体に薄い茶色だが、オスはお腹がオレンジ色、背中が青色なので「幸せの青い鳥」と呼ばれることもあるらしい。 『名前のとおり、もともとは磯のある海岸に住んでいる鳥なのだが、最近は都市部でみかけることもあ…

水辺がにぎやかになってきた

ユリカモメなどの冬鳥が戻って来て水辺がにぎやかになってきた。鳥たちが止まっているのは新川地区(旧:霊岸島)の南東端、霊岸島水位観測所のパイプの上。 左のほうから順に拡大していくと・・・ アオサギ(左)とユリカモメ(右) ウミネコたち カワウ カ…

隅田川テラスの解説

隅田川は荒川から岩淵水門で分岐して東京湾に流れ込む全長23.5kmの川(下図)。 東京都建設局HPから。令和3年3月時点 昔、まだ荒川放水路(現在は「荒川」が正式名称)が無かったころには、今の隅田川流域が荒川という名称だった。とはいえ、「すみだがわ…